木村産業事務所(砺波市)概要: 木村産業事務所の建物は昭和初期の昭和8年(1933)に建てられた鉄筋コンクリート2階建て(1部3階建て)の近代事務所建築です。縦長の開口部や植物や動物を模したレリーフ(洋風装飾は竹内源蔵作)、軒下の蛇腹、正面3階のアーチ状の窓など当時の洋風建築の要素を取り入れています。
地方でこのような近代事務所建築が建てられるのは大変珍しく意匠も凝ったものを採用した先鋭的な建物です。木村産業事務所は平成21年(2009)に富山県教育委員会による「とやまの文化財百選(近代歴史遺産)」に選定され、平成23年(2011)に砺波市の「ふるさと文化財」として登録されています。
木村産業事務所:上空画像
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