長福寺(滑川市)概要: 長福寺の創建は室町時代後期の天文13年(1544)日慶上人によって 開かれたのが始まりと伝えられています。当初は松倉城(現在の富山県魚津市)の城下町にあったそうですが天正11年(1583)、織田信長の家臣佐々佐々成政(富山城の城主)の侵攻により松倉城は落城、城下町にあった多く社寺が魚津城の城下に移った中、長福寺は天正13年(1585)に現在地(滑川市中町)に移転しています。その後、天和3年(1683)・元禄3年(1690)・天保5年(1835)・天保9年(1838)・弘化元年(1844)・安政6年(1859)・明治14年(1881)に火災により多くの堂宇を焼失しています。現在の本堂は明治26年(1893)に再建されたもので木造平屋建、切妻、桟瓦葺、平入、正面唐破風1間向拝、桁行6間、外壁は真壁造、白漆喰仕上げ。山号:久光山。宗派:日蓮宗。
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