南砺市城端町(歴史)概要: 城端町は中世荒木氏が支配した地域だったとされます。荒木氏は永禄2年(1559)善徳寺を城端城に招き以後、善徳寺の門前町として発展します。江戸時代に入ると九斎市が開かれるなど市場町として発展し元禄6年(1693)には700軒近い家屋があったそうです。
特に絹織物製造は加賀藩下で保護され主要産業として発展し大きな富をもたらし多くの絹商人を輩出しました。現在は道路の拡幅工事などで古い町並みは失われましたが、明治時代中期に建てられた蔵(現在は城端町史館)などが当時の繁栄を偲ぶことが出来ます。
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