水月寺(南砺市城端町)概要: 水月寺の創建は江戸時代中期の明和8年(1771)に城国寺第九世仙海が一庵を開いたのが始まりと伝えられています。水月寺の先祖といわれる空外は仙海の弟子で天明の大飢饉の際は餓死者の骨を拾い、普門品一巻一字一石一字一礼を土中に埋め、五本の松の木を植樹し供養したそうです。
又、菅原道真公自画像を祭るという一種の神仏混合形態を持っていて絹業の神として生業とする信者から篤く信仰されました。境内にある"水月寺の江戸彼岸桜"は樹高約20m、幹周3.2m、樹形や花色など大変優れた巨木であるとして貴重な事から昭和63年(1988)に南砺市指定天然記念物に指定されています。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦牟尼仏。
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