馬十の句碑(上日寺)概要: 馬十の句碑は上日寺境内の観音堂の脇に建立されています。この句碑は自然石を利用したもので、氷見の俳人である馬十が歌った「名月やいそのくろ鳥猶路し」の句が記されています。馬十(日名田屋伊兵衛)は屋号「日名田屋」を掲げる氷見の豪商で、町の上役などを歴任、金沢の俳人高桑蘭更(通称:釣瓶屋長次郎、蕉風の復興に尽力し、天明の俳諧中興に貢献した人物。)に師事し氷見を代表する俳人として知られています。馬十の句碑は氷見の俳諧史を知る上で貴重なものである事から平成3年(1992)に氷見市指定文化財(民俗資料)に指定されています。
|
|
|