朝日貝塚(氷見市)概要: 朝日貝塚は大正7年(1918)、国泰寺別院の誓度寺を建設中に発見された遺跡です。縄文時代前期から弥生時代に至るまでの複合遺跡で日本で始めて炉をもった縄文時代の住居2棟が東京帝国大学人類学教室の柴田常恵等により発見され注目されました。その他にも硬玉製大珠(国の重要文化財)や装飾把手付深鉢(バスケット型土器)、弥生式土器、魚の背骨の首飾りや胸飾りの副葬品をまとった5体の人骨などが多数見つかりました。朝日貝塚は縄文時代の人々の生活を知る上で大変貴重な事から大正11年(1922)に国指定史跡に指定されています。
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