浄禅寺(富山市)概要: 錦重山浄禅寺は富山県富山市梅沢町3丁目に境内を構えている時宗の寺院です。浄禅寺の創建は鎌倉時代の永仁2年(1294)恵が開いたのが始まりと伝えられています。
浄禅寺では菅神を祀っていたところから、菅氏の末裔を自称する富山藩(藩主:富山城)の藩主前田家の祈願所となり庇護されました。
本尊の木造歯吹の阿弥陀如来立像は檜材、像高85cm、歯は真珠(口を開け歯を見せている姿をしています)、髪は銀の針金、恵澄大師作、貴重な事から昭和46年(1971)に富山県指定文化財(彫刻)に指定されています。本堂は木造平屋建て、切妻、桟瓦葺き、平入、桁行5間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ。新西国観音三十三札所第11番札所。山号:錦重山。宗派:時宗。本尊:阿弥陀如来。
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