景勝桜(黒部市)概要: 天正10年(1582)、上杉方の魚津城(魚沼市)に織田信長家臣柴田勝家と佐々成政が侵攻し、それを救援する為に上杉景勝が戦略的拠点となっていた天神山城(魚沼市)へ向う途中、三日市の麻地屋新左衛門宅で宿泊しました。景勝は庭にあった桜の巨木を褒め称えたことから、いつしか「景勝桜」と呼ぶようになったと伝えられています。初代、景勝桜は推定樹齢800年、樹高22m、幹回り4.3mの堂々とした巨木で昭和30年(1955)には黒部市指定天然記念物に指定されていましたが、昭和50年(1975)に朽ち果ててしまいました。近年になり「景勝桜」を再現しようとする運動がおき新たに2代目景勝桜を植樹されました。
|