黒部市: 三本柿

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概要・歴史・観光・見所
三本柿(黒部市)概要: 承元元年(1207)、既存仏教教団より弾圧された親鸞は後鳥羽上皇の命で専修念仏の停止と共に越後に流罪となり、その途中に三日市を訪れました。その際、辻源左エ門時国宅で宿泊、教化を受けた時国は辻徳法寺を開山しています。その時、同席した経田屋太兵衛が親鸞に当地の名物である串柿を差し上げると、親鸞はその種を3粒、囲炉裏で焼き目を入れ、庭に植えるように話しました。早速、その種を庭先に植えたところ一夜にして芽が出ました。住民達は親鸞縁の霊木として信仰の対象とし何時しか「三本柿」と呼ばれるようになり篤く護ってきました。江戸時代に入り経田屋太兵衛宅が畠山円浄の手に渡ると「三本柿」の所有を巡って、辻徳法寺と円浄、三日市の住民の3方が争いましたが、奉行所の判定で三日市の住民の所有となり益々信仰されるようになりました。その後、三本柿も何代か代変りをして現在のものは推定樹齢170年以上、樹高約16m、幹周1.6m、周囲には昭和31年(1956)に奉納された玉垣で囲われ、傍らには五十嵐播水(明治時代から昭和初期にかけての日本の俳人、内科医)の句碑(佛恩の柿の茂りと見上げたり)が建立されています。三本柿は古来二十四輩の霊地として信仰を集めた貴重な場所として昭和30年(1955)に黒部市指定史跡に指定されています。

三本柿:写真

三本柿
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