白山神社(魚津市)概要: 白山神社は富山県魚津市小川寺に鎮座している神社です。詳細は分かりませんでしたが千光寺の境内と隣接しているところから、千光寺の鎮守社として勧請されたのかも知れません。
白山神社の創建は不詳ですが千光寺が奈良時代の天平18年(746)に開山したとされる為、同時期かも知れませんが例祭が平安時代から続けられているとの事ですから、その頃かも知れません。明治時代初頭に発令された神仏分離令により千光寺とは形式上は分離し村社に列しています。
白山神社の例祭は現在でも千光寺と合同で行われる神仏習合の名残を留めるもので、特に奉納される獅子舞は江戸時代中期の宝永年間(1704〜1710年)に確立した古式の様式を伝える貴重な行事で、名称「小川寺の獅子舞」として平成6年(1994)に富山県指定無形民俗文化財に指定され、平成18年(2006)に「とやまの獅子舞百選」に選定されています。
拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、妻入り、間口3間、奥行き4間、正面1間向拝付き、内部の天井は格天井で人物や植物が描かれ、数多くの絵馬が掲げられています。本殿は一間社切妻造り、銅板葺き。祭神:菊理媛神。
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