源平供養塔(倶利伽羅峠)概要: 源平供養塔は倶利伽羅峠(越中国と加賀国の国境、北国街道沿いにある峠)に位置しています。寿永2年(1183)に木曽義仲を中心とする源氏軍と平維盛を中心とする平家軍が戦った砺波山合戦(倶利伽羅合戦)では両軍で夥しい戦死者が出た為、それらの御霊を供養する為、昭和48年(1973)に小矢部市民の有志達が発願し、昭和49年(1974)に巨大な五輪塔が建立されました。倶利伽羅峠の戦いは旧暦の5月11日(新暦6月2日)の夜間から5月12日にかけて行われ、同日には平為盛が木曽義仲四天王の一人樋口兼光に首をはねられ討死したとされる事から、毎年5月12日には倶利伽羅源平供養塔追悼法要が行われます。供養塔の傍らには平為盛の墓碑とされる「為盛塚」が建立されています。
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