冨田家住宅(南砺市)概要: 冨田家住宅は富山県南砺市安居に屋敷を構えている古民家です。案内板によると「 この住宅は、入母屋造、平入、木造2階建の大型の住宅で、屋根は総桟瓦葺きである。建物の正面は南東とし、桁行は11間半(21、1m)、梁間は9間(16.7m)をはかる。内部の木部化粧には透き漆塗りが施され、ガラスを多用した建具を含め、近代の和風意匠が随所にあらわれている。全体に良質の材を用いて、質の高い大工技術が隅々まで発揮されており、現在でも木組や建具には寸分の狂いも無い。また、座敷の欄間は民間住宅に井波彫刻が取り入れられる初期の作品としても貴重である。冨田家住宅は、近代の高い施行技術や意匠力を現代に伝える貴重な建物です。 文化庁 南砺市教育委員会 」とあります。冨田家住宅は昭和初期の昭和3年(1928)に建てられた近代和風建築として貴重なもので「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との登録基準を満たしている事から平成16年(2004)に国登録有形文化財に登録されています。
長屋門を簡単に説明した動画
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-文化庁・南砺市教育委員会
|
|