南砺市井波町: 黒髪庵

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概要・歴史・観光・見所
黒髪庵(南砺市井波町)概要: 黒髪庵は文化7年(1810)、瑞泉寺11代浪化上人の遺徳を偲び北陸(加賀、越中、能登)の俳人、歌人数百人が中心となり寄進されたものです。浪化上人は当初、北村季吟(江戸時代前期の歌人、俳人、和学者)や向井去来(江戸時代前期の俳諧師、蕉門十哲の一人、西国三十三ヶ国の俳諧奉行の異名)師事し元禄7年(1694)5月から松尾芭蕉の門弟となりました。しかし同年10月には芭蕉は死去、浪化上人は深く悲しみ元禄13年(1700)に翁塚を建立しています。翁塚の台座には「是本邦翁塚始也矣」が刻まれ芭蕉の菩提寺である義仲寺(滋賀県大津市)の本廟にあった小石3個が収められ元禄15年(1702)には芭蕉の遺髪も収められています。黒髪庵の翁塚は愛染院(芭蕉の生家松尾家の菩提寺:三重県伊賀市上野農人町)の故郷塚、義仲寺の本廟とともに芭蕉三塚に数えられ芭蕉門弟達の信仰の対象となりました。その後、黒髪庵では多くの句会が開かれましたが、芭蕉を偲ぶ為、文台、硯、紙、水引と限られた道具と質素な食事で行われ、逆に全国各地から来た俳人達は煙草や鼻紙、草鞋が送られるなど厚くもてなされたと言われています。浪化上人150回忌にあたる明治15年(1882)には芭蕉堂(宝形造、茅葺、桁行1.5間、梁間1.5間)が建てられ芭蕉像が安置されました。黒髪庵と翁塚は松尾芭蕉縁の史跡として貴重な事から昭和30年(1955)に南砺市指定史跡に指定されています。

黒髪庵:写真

黒髪庵
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黒髪庵 黒髪庵 黒髪庵 黒髪庵


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