月見嶋清水(新治神社)概要: 月見嶋清水は当地域の鎮守である新治神社の境内に隣接する清水です。全体が庭園風で清水で出来た大きな池の中央には月見島があり桟橋がかかっています。
透明度が高く池底まで見えますが生活で利用されている感じではなく、鯉などの川魚が泳いでいます。生地村の3方向は中世以前まで「越之湖」と呼ばれる湖でしたが、黒部川や片貝川が大洪水を起こし、その都度大量の土砂が堆積され次第に姿を消したと推定され、月見嶋は「越之湖」の名残とされます。
案内板によると「 『田村家文書』の古絵図(享保16年、1731)によれば生地村は町中橋(現在の中橋)を境にして二つに分かれています。越之湖は生地村の東南北の三面に接して東北に延びた湖水で、周囲6km、二津川(現在の二ツ屋川)と中津川(現在の中橋川)と大門川の三流となって海に注いでいました。嘉暦2年(1327)5月、黒部川と片貝川の大洪水のために埋没してしまいました。・・・・(後略)・・」とあります。
月見嶋清水:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-黒部市・黒部市水資源対策協議会・生地自治振興会
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