三ケ新の道標(射水市)概要: 三ケ新の道標は江戸時代末期の安政6年(1859)に建てられたもので、瀬戸内産の花崗岩を北前船で運んできたと思われます。この地は越後出羽道(浜街道)と吉久・高岡に行く道の三叉路にあたる為、道標が必要で、道標上部には方向を示す指先が彫刻され当時流行った元禄袖も見られます。保存状態は良いとは言えませんが、「越後出羽道」を指示する富山県唯一の道標として貴重な存在で昭和49年(1974)に射水市指定有形文化財に指定されています。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-射水市教育委員会・新湊市観光協会
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