館家土蔵(射水市)概要: この建物は明治元年(1867)に館家の米蔵として建てられたものです(当時の当主である館哲二は内務次官、東京都知事、鳥取県知事、石川県知事、公選初代富山県知事、参議院議員などを歴任しています)。
建物は土造平屋建て、切妻、桟瓦葺き、外壁は白漆喰仕上げ、腰壁は石積み、屋根は置屋形式で、屋根と外壁の間の隙間により通風を確保し内部の湿度と温度を調節していました。収納量は千石(150t・60kg入り米俵2500俵)で近隣では大型な土蔵で農地解放後は農協が利用し近年になり村が譲り受け下村民俗資料館として一般公開され内部には農機具や、生活必需品などの資料が展示されています。
館家土蔵:上空画像
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