王塚古墳(富山市)概要: 王塚古墳は富山県富山市婦中町羽根に位置しています。王塚古墳は古墳時代前期に築造されたもので全長58m、後方部長31m、幅33m、頂部高7.6m、前方部長27m、幅26m、くびれ部幅15mの前方後方墳です。古墳の形状から前期古墳の特徴がよく見られ周囲には堀があったとされます。王塚古墳は規模が大きく形状も比較的よく残っている富山県を代表する古墳として貴重な事から昭和23年(1948)に国指定史跡に指定されています。
さらに、平成17年(2005)に千坊山遺跡(弥生集落:45654u)・六治古塚墳墓(四隅突出型墳丘墓:縦横共に24.5m、高さ5.1m:2490u)・向野塚墳墓(前方後方形墳丘墓:全長25.2m:1896u)・富崎墳墓群(四隅突出型墳丘墓:1・2号墳:縦横21.7m、高さ3m・3号墳:縦横22m、高さ3.9m:8118u)・富崎千里古墳群(前方後方墳1基・方墳12基、円墳1基:27651u)・勅使塚古墳(前方後方墳:全長66m、高さ8.8m:22617u)、以上6箇所の遺跡が追加され、「王塚・千坊山遺跡群」と名称変更されています。
王塚古墳:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-富山県教育委員会・富山市教育委員会
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