妙国寺(富山市)概要: 日向山妙国寺は富山県富山市梅沢町3丁目に境内を構えている日蓮宗の寺院です。境内には富山に反魂丹の製法を伝授した備前国岡山の医師万代浄閑の遺骨が分骨され、堂内には浄閑像を所蔵し萬代浄閑祭が催されています。万代浄閑は岡山藩(岡山県岡山市・藩庁:岡山城)の医師で、江戸時代中期の天和年間(1681〜1683年)に富山藩に入り、富山藩2代藩主前田正甫に反魂丹を献上し、城下に屋敷を構える薬種商の松井屋源右衛門に製法を伝授したと伝えられています。又、境内には売薬行商人の祖とされる八重崎屋源六の碑が建立されています。八重崎屋源六は岡山の万代浄閑を訪ねるなど親しい間柄だったとされ、分骨を妙国寺に持ち帰り埋葬したとも云われています。山号:日向山。宗派:日蓮宗。本尊:日蓮聖人奠定の大曼荼羅。
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