岩室の滝(立山町)概要: 岩室の滝は白岩川の支流虫谷川にある滝で段差40m程の岩肌の中段から落差24mで注ぎ込まれています。水量が多く岩盤が軟らかい為、滝の規模よりも比較的深い直径10m、水深5mの滝壺が形成され、右側には大きな岩窟状の横穴が開き滝の名称の由来にもなっています。
又、滝の下流60〜70mの間は、幅5〜10mの小峡谷になっていて、岩盤がもろく浸食し続け現在地の滝の位置まで後退したことを証拠付けています。信仰の対象にもなっていたようで、岩壁には石仏が彫刻されています。岩室の滝は昭和40年(1965)に富山県指定天然記念物に指定され、平成3年(1991)に、とやまの滝37選に選定されています。
岩室の滝:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-富山県教育委員会・立山町教育委員会
・ 現地案内板-環境庁・富山県
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