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城端織物組合事務棟（南砺市）概要： 城端織物組合事務棟は富山県南砺市城端に位置している近代建築です。この建物は昭和３年（１９２８）に建てられたもので、木造２階建て、瓦葺き、建築面積２７４㎡、外壁はモルタルの上にタイル貼りで基礎は石貼りになっています。
玄関周りの意匠や欄間の桟の割り付けなど昭和初期の意匠が見られ、縦長の窓を上下で合わせるることで垂直性を強調した建物になっています。現在は昭和初期の意匠を生かしながら城端絹織物を広く知って貰う為の交流施設「じょうはな織館」として改修再利用されています。
城端織物組合事務棟は昭和初期に建てられた近代事務所建築として貴重な存在で、「造形の規範となっているもの」との登録基準を満たしている事から平成１２年（２０００）に国登録有形文化財に登録され、平成２１年（２００９）に富山県教育委員会による「とやまの近代歴史遺産」に選定されています。
城端織物組合事務棟：上空画像
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