滑川市(歴史)概要: 滑川市は江戸時代北国街道(北陸道)の宿場町として栄えた場所で、寛永2年(1625)には桐沢家が本陣と定められ前田家の宿泊や休息に利用されました。中心部である大町には本陣の他にも旅籠や問屋場が設けられ橋場では加賀藩の年貢米が積み出されるなど物資の集積として栄えました。
加賀藩は東御蔵所(御台所)を設置するなど周辺の中心地として発展し、明治時代に入っても中新川郡役所や警察などが置かれ行政的にも繁華街としても中新川郡随一とされました。又、滑川は古くから薬の町として知られ、享保18年(1733)に反魂丹屋千石衛門が「反魂丹」を製造販売を始めた以降薬屋町として発展し戦後の堀江地区は全戸数の半分近くが売薬の行商を営んでいたそうです。
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