生地清水(黒部川扇状地湧水群)概要: 黒部川の伏流水が扇状地の末端である生地地域に湧水群を形成しています。清水の特徴としては有機物が少なく、遊離炭酸が多いため、飲料水に適していて清酒や醤油造りなどにも利用されています。生地には水が湧き出る清水が18カ所、中でも共同洗い場が6カ所残っていて現在でも生活と密着した存在です。生地の清水は昭和60年(1985)に名称「黒部川扇状地湧水群」として環境庁(現在の環境省)に全国名水百選に選定されています。平成8年(1996)には名称「名水の里住みよい黒部」として国土庁(現在の国土交通省)による水の郷百選に選定されています。平成2年(1990)には名称「生地の湧水地帯」として朝日新聞富山支局による富山の自然100選に選定されています。平成10年(1998)には名称「生地の経堂洗い場」として富山県による「とやまの音風景50選」に選定されています。その他にも、名称「黒部市生地」として遊歩百選、名称「清水の里生地を巡るみち」として美しい日本の歩きたくなるみち500選、名称「生地」としてにほんの里100選などに選定されています。
【 参考:サイト 】
・ 公式ホームページ
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板
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