黒部市生地(歴史)概要: 生地は扇状地の末端に位置し黒部川の伏流水がこの地で湧き水となり多くの湧水群を形成しています。清水の特徴としては有機物が少なく、遊離炭酸が多いため、飲料水に適し現在でも共同洗い場が6カ所、湧き水が18カ所あり生活に密着しています。幕末の嘉永4年(1851)には幕府の命で生地台場が設けられ長さ63m、幅8m、5ヶ所の大砲(モルチール砲)は当時の威容を誇っています。