氷見市: 光久寺

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概要・歴史・観光・見所

光久寺(氷見市)概要: 風香山光久寺は富山県氷見市飯久保に境内を構えている真宗大谷派の寺院です。光久寺の創建は大化年間(645〜650年)に開かれたのが始まりと伝えられています。当初は仏生寺村吉池にあり玄巣院又は長谷寺と称していましたが南北朝時代の康永2年(1343)、性専和尚(石川県加賀市:加賀専光寺)が現在地に移し真宗に改宗、寺号を光久寺に改めました。

境内背後にある茶庭は江戸時代中期の宝永年間(1704〜1710年)に加賀藩御用造園師能登の駒造によって作庭されたもので、"俯してみる池もよし、仰いでみる山もよし"というところから俯仰園と名付けられています。

未確認ながら駒造は光久寺の他、城端別院善徳寺(富山県南砺市:南砺市指定名勝)、弘願寺跡(石川県羽咋市)、長龍寺(石川県志賀町:志賀町指定史跡名勝天然記念物)、岡部家(石川県宝達志水町)の庭園を手掛けたとされます。

光久寺庭園は背後の丘陵を巧みに生かした回遊式庭園で書院から御堂座敷には古風な回廊が渡りその下を清流が流れ込み中庭の池へとつながり、植栽や岩、石の配置も巧みで庭全体が浄土曼陀羅を現していると伝えられています。光久寺の茶庭は貴重な事から昭和40年(1965)に富山県指定名勝に指定されています。

光久寺山門は切妻、桟瓦葺き、一間一戸、薬医門。太鼓楼は木造2階建て、入母屋、桟瓦葺き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、腰壁は下見板張り縦押縁押え、花頭窓付。本堂は木造平屋建て、切妻、桟瓦葺き、平入、桁行6間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、内部の内陣には本尊である阿弥陀如来像が安置されています。別称:飯久保御坊。山号:風香山。宗派:真宗大谷派。本尊:阿弥陀如来。

光久寺:上空画像

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-富山県教育委員会・氷見市教育委員会


光久寺:ストリートビュー

光久寺:写真

光久寺
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