能登半島: 唐島

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概要・歴史・観光・見所
唐島(氷見市)概要: 唐島は氷見市の沖、約300mに位置する直径50m、標高12m、面積270uの無人島です。名前の由来には諸説あり、1つは光禅寺を開山した素哲禅師が中国(唐)にあった径山寺の火災を術により雨を降らせ消した事からお礼に送られたとも、もう1つは鎌倉時代末期の元徳2年(1330)光禅寺2世大智和尚が中国(唐)から帰国しこの島で修業したとも言われています(光禅寺は氷見市丸の内に境内を構える曹洞宗の寺院で嘉暦元年:1324年に開山し住職は氷見湊の改修に尽力したとされます。漫画家藤子不二雄先生の生家。現在も唐島は光禅寺の境内の一部となっています)。

唐島は小規模ながら弁慶石の足跡(70個程の直径70から40pの岩穴)や夫婦岩、百丈岩など奇岩怪石が多く海上の目印にもなっていていたことで漁業関係者の信仰の対象となり、観音堂や弁天堂が祀られています(毎年5月3日には例祭である「唐島祭」が行われ、光禅寺から弁財天が運ばれ豊漁や海上安全が祈願されます)。唐島はマツやイヌスギ、トベラなどが自生する貴重な自然が保全されているから昭和42年(1967)に富山県指定天然記念物に指定されています。

【 参考:サイト 】
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-富山県教育委員会・氷見市教育委員会

唐島:写真

唐島
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