谷村家住宅(高岡市伏木)概要: 谷村家住宅は明治元年(1868)に建てられたもので木造2階建て、切妻、桟瓦葺、平入り、建築面積86u、棟梁は地元出身の針山分吉、1階には板葺きの下屋(幕板付)があり2階外壁の両側には袖壁が設えています。外壁は真壁造り白漆喰仕上げで細格子窓が印象的で軒が低く江戸時代からの伝統的町屋建築を踏襲している建物です。
谷村家住宅は明治時代に建てられた高岡市伏木地区に残る数少ない町屋建築として貴重な存在で「造形の規範となっているもの」との登録基準を満たしている事から平成9年(1997)に国登録有形文化財に指定されています。
谷村家住宅:上空画像
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